ひとり起業で、タイムマネジメントの講座のようなものに「時間を使うこと」に疑問です。
組織のマネジメントやチームリーダーとして必要なら、研修を受けるのもいいと思いますが、ひとり起業では本当に必要でしょうか?
時間術講座が、あなたの時間の中身を自動的に変えてくれることはないんですよね。
ひとり起業で時間について考える時に大事な視点をまとめました。
*目次*
時間術で大事なのは?
仕事をする上での話ですが、タイムマネジメントスキル、時間術を身に付けたいと思う時、「早く」「たくさん」を目指してしまいがちですが、本当はその先にある”充実感”だったりしますよね。
早く書けても中身スッカスカのブログ記事は意味ないですし、たくさんのお客様の対応をしても雑過ぎてクレームになったら意味がありません。
そうではなく、比較的短時間で中身の濃い記事を書けた達成感や、たくさんの人に喜んでもらえて感謝されたことの満足感がほしいはず。
起業初期はとにかくやることがたくさんあり、私も時間術を気にしたこともありました。
テキパキとどんどん進められたらいいな、と。でも、ショートカットはないですね。
ブログを書いたことがないのに、数記事書いてみたくらいで1記事をチャチャっと書けるようにはならないですから。
いかに早く、いかにたくさんは次のステージで考えたら良さそうです。
かと言って、時間をムダにしたくないという方は、「集中力」の視点で考えてみるといいかもしれません。
いろいろ試した結果、ファーストステップとして時間術で大事なのは「集中力」という結論に達しました。
ということで、次は集中力についてです。
集中力がほしいなら
「集中しなきゃ」と思えば思うほど気が散りますよね。学校の試験勉強を始めた途端に、部屋を掃除したくなる経験がある人も多いのでは?(私も経験あり)
また、試験勉強している時間は時計が気になりますが、マンガを読んでいる時間はあっという間。
好きなこと、興味のあること、没頭できることは集中力どうこう関係なくなりますよね。
ということは、集中力がほしいと思ったら没頭できることに取り組むことが一番。
人間の集中力の時間は15分、45分、90分など言われますが、集中力をどうこう気にする前に没頭できることを探した方が早いというのが個人的な考えです。
没頭している時は「集中力が・・・」とか考えないですからね。
集中力があるなしは、没頭できることがあるなしとも言えそうです。
没頭できることの見つけ方
では、没頭できることとは?
没頭できることを見つけるのは理屈じゃない気もしますよね。確かにテクニック的なことはなく、興味を持ったことは片っ端からトライです。
没頭するためにはどうしたらいいか?と頭で考えるのはムダ。
没頭できることにすぐに出会える人もいれば、数年かかる人もいるので、すぐに見つからなくてもあまり落ち込まず、次に進みましょう。
「やってみないとわからない」
とよく言われますが、本当にその通りで、やってみないとわからないんですよね。
没頭できること=好きなことで、Whatにフォーカスされることが多いですが、Whoから没頭できることに出会えることもあります。
このメンバーだから、この仲間だから、没頭できることも。
そんな素敵な出会いがあったら、飛び込んでみるのもいいかもです。
そうは言っても恥ずかしい
興味を持ったことに片っ端からトライとは言われても、やらずに頭だけで考えてやめてしまう人もけっこういるものです。
やめてしまうのは、
- 失敗したら恥ずかしい
- 結局時間のムダになる
- 没頭している自分の姿を見られたくない
- 行動したことで嫌な思いをしたくない
などが考えられますね。ブレーキを踏んでいるのは自分。
時には立ち止まることも必要ですが、人間は基本的に変化を好まないので放っておけば止まります。なので「前進あるのみ」の精神で。
没頭できることを探して新たなことにチャレンジして、失敗したら恥ずかしいという気持ちはわかりますが、”失敗”と思っているのでは自分だけ、ということがあります。
「誰も見てないですよ」というより、「それ、本当に失敗ですか?」ということですね。勝手に恥ずかしがっているだけかもしれません。
また、いろいろトライしたものの一つも身になることがなく、結局時間のムダと感じてしまうこともあるかもしれないですが、それよりムダなスマホ時間の方が問題…ということがあります。注目することがズレているというか。
それから、行動して嫌な思いをしたくないと臆病になっている人は、臆病と見せかけて、ただただ損したくないタイプなのでけっこうやっかい。損得勘定で動いている限り没頭できることは見つからないですね。このタイプの人は、たぶん無理なので時間術とか諦めてください、ということになります。
時間術はこれを探すことから
時間術講座に時間を使う前に、没頭できることを探してみましょう。話はそれからです。
あまり好きではないことや得意でないことをどうにか早く処理したい場面もあると思いますが、ネガティブなことにフォーカスしても生産的ではないですね。
時間術は、没頭できること、好きで好きで仕方ないこと探しから。
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