こんにちは。藤江です。
時間、うまく使えていますか?
時間がうまく使えていないのは、切り替えがスムーズじゃないからなんですね。自分を観察したり、周囲の切り替えの上手な人を見ていてわかりました。
切り替えをスムーズにするためは2つことが有効です。
*目次*
タスクを細分化する
切り替えに時間がかかっているのは、タスク1からタスク2にうつる時にスイッチングコストがかかっているからです。
では、スイッチングコストをなるべくかけないようにするためにはどうしたらいいでしょうか?
まずはタスクを細分化することですね。タスク管理の方法は紙でもアプリでもやりやすい方法で。
すぐに着手できるレベルにします。
例えば「ブログを書く」ではなくて、ここまで細かくしていきます。
- オンライン決済stripeのブログを書く
- 見出し2つ分下書きする
もう一つ。例えば「ブログを仕上げる」ではなく、
- タイトルを付ける
- まとめの章を書く
- アイキャッチを決める
くらい細かくしていきます。
10分くらいでできてしまうことでも、タスクとして扱うことをおすすめします。
10分くらいでできることはあえて書き出す必要もないと思ってしまうのですが、その考えは時間がかからないことは仕事じゃない“時間のかかることがタスク(仕事)だ”と刷り込まれてしまうことにもなります。
時間がかからないクライアントやお客様からのメールやチャット対応も仕事ですし、物販の発送準備も仕事です。これらのことはその場で売上が発生するものではないのですが、10分や数十分でできることの積み重ねで売上を支えているのも忘れないようにしたいですね。
ということで、タスクを細分化して、すぐに着手できる状態にしていってくださいね。
理想の未来を描く
スイッチングコストをなるべくかけないようにするためには、もう一つ、過去の出来事に浸らないこと、感情に引っ張られないことです。
…が、これは言うほど簡単ではありません。感情のコントロールは、今日聞いて今日からすぐにできるものではないんですよね。それができたら苦労しないです。
では、どうしたらいいか?
それは未来を見ること。それもだいぶ先の未来。そして超理想の未来を。
5年後でも10年後でもいいので、超理想の未来、理想の自分像を描いてください。書き出せたらなおいいですね。「どんな仕事をしている」「どんなビジネスを展開している」「どんな人間関係を築いている」など。
書き出すのはお気に入りの高級ノートじゃなくて、コピー用紙とかでOKです。タブレットでもいいですね。誰かに見せるものではないので書き方も気にせず、文章でも箇条書きでも。
そうすると、「ダラダラしてる場合じゃない」と、じっとしていられなくなると思うんですよね。
理想の未来もないし、なりたい自分もない時は、だいぶお疲れかもしれないので休息をとってください。
切り替え上手な人
身近に切り替え上手だな~と思う人はいますか?そういう人を見てもらうと早いのですが、いつもやることが具体的で、常にやりたことに溢れて明るい未来を見ていると思います。
大量タスクをこなすというよりは質を重視した話なので、スケジュールを詰めこむことをおすすめしているわけではないです。忙しそうにしている人が切り替え上手とは限りません。むしろ、切り替え上手な人は周りから見ていると、思ったよりゆるっとしているように見えるかもしれないです。
自分の人生に今後無関係な他人の噂話を熱心にしている人もいますが、そんな場合じゃないですね。噂話がおもしろいと感じるのはDNAレベルの話と聞いたことがあり、それも確かにそう思いますが、他人の噂話はけっこう引っ張られるんですよね。自分に無関係な他人の話でも。
「切り替え」の視点で考えると、邪魔するものだなぁ、と。
自分のやることに集中ですね。
スイッチングを少なくする
まとめます。切り替え上手になるため、スイッチングコストをかけないようになるためには、こちらの2つです。
- すぐに着手できるようにタスクを細分化すること
- 思い切り理想の未来を描くこと(思い切り!)
ついつい、過去の出来事に浸ってしまうこと、ありませんか?私はよくあります。
あぁすればよかった、あの時こう言えばよかったと考えるとキリがないですよね。それよりも理想の未来を。
「切り替え」に関して言うと、過去は過去。今から行動することには関係ありません。
ここまで紹介したのはテクニックのようなものです。時間に関する考え方の土台があってこそ役に立つものです。
土台を理解していないと、「タスクの細分化」はそれ自体が目的になってしまい本末転倒、「理想の未来を描く」のは現実逃避になりかねません。