SNS起業と言えば、この組み合わせ。
アメブロ×Facebook
カンタンな登録で、しかも無料で使える「アメブロ×Facebook」は魅力的ですよね。
HTML(エイチ ティー エム エル)やCSS(シー エス エス)などを知らなくても、自分の発信場所を持つことができます。
(ここでちょっと注意したいのは、自分の発信場所であって、自分のブログではありません。アメブロはサイバーエージェントのもので、FacebookはFacebook社のものです。)
そして、アメブロにしてもFacebookにしても、発信したその日から誰かに知ってもらうことができます。
これはメリットです。
商品サービスがなくてもとりあえずSNSで発信することができますし、すぐに読者を見つけることもできます。
が、しかし・・・相当な信念がないと、数の呪縛に悩まされ、後々懺悔することになります。
*目次*
数に振りまわされる不幸な日々と懺悔
こちらの記事でまとめていますが、
こういうことを知らずにやってしまうと、SNSに1日のかなりの時間を費やすことになります。
投稿するためにSNSを開き、投稿後はいいね!をチェックするためにSNSを開き、読者は増えたかな?とSNSを開き。
「いいね!がついてる!うれし~」とテンションが上がることもあれば、「あれ?今日は全然いいね!がつかない・・・」と落ち込むことも。
そのうち、数を追いかけることが日課になります。
そして、「友達100人できるかな~♪」ならぬ、友達を1,000人を目指してアメブロ、Facebookでコツコツと申請作業。
気がついたらもうこんな時間!子どものお迎えやご飯の支度、毎日あっという間に時間が過ぎていきます。
その時間の使い方はどうなの?と思いつつも、一人の時間に作業しているならまだいいのですが、SNSの罠はここからなのです。
夫や子どもの前でスマホをいじる時間が増え、会話が減り、溝がうまれる・・・。
友達や仲間と一緒にいても常にスマホが気になり、実は会話が上の空。
ちょっとした時間にスマホをチェックして、いいね!の数に一喜一憂。そしてまた上の空。
ある時それを指摘されて、ハッ!とします。そして、懺悔のブログを書きます。
商品サービスどころの話ではなくなります。
(以前も書いたことがありますが、本当に悪いと思っているなら、世界に向けてブログを書くのではなく、その相手に誠意をもって謝ることが大事だと思いますが、あなたはどう思いますか?)
SNSで失うもの
あの人よりいいね!が少ないとか、PVが増えた減ったとか、それによって感情の浮き沈みに翻弄されたくないと思いますが、それは表面的なことで、見えない部分では、家族や大事な人たちとの関係が悪化しているなんていうことがあります。
「SNSってどうしても周りの反応が気になっちゃうよね」ということより、目に見えないものを失っていることの方が恐ろしいのです。
家族やパートナーなど大事な人たちとの時間や、あなたのビジネスの時間。SNSによる体調不良で、何もできくなってしまう時間。
当然、ハイクオリティの商品を提供するのは難しいでしょう・・・
お客さんからの信用も失っていきます。
SNSから始まる勘違い
起業塾や起業系グループコンサル、起業コミュニティで知り合った人たちと、SNSでも友達や読者になり気軽に連絡先を交換することがあると思います。
そして、数千円の価格帯の商品サービスをアメブロやFacebookで告知してみると、売れちゃったりするんですよね。
「この商品、イケるかも」って思ってしまうと思いますが、買っている方はその商品が心底がいいと思っているわけではなく、「買ってあげたらワタシの商品も買ってくれるかも」と思っていたりするわけです。
「売れた~売れた~♪」とうれしくなる気持ちはわかりますが、では、その仲良くなった人たちに、5万円、10万円の商品を売れますか?という話。
数千円の商品は仲間が買ってくれて、数万円の商品は新規のお客さんが買ってくれる想定ですか?
活動を続けているうちに、利益が増えていったらいいな~なんて夢を見ていても、都合のいいように利益が増えることはないんですよね。
SNSでつながり、交流を持つことで、あっさり売れてしまうことがありますが、それによってまともな商品開発がされなかったり、利益商品を考えることが先送りになってしまったり、いつまでもお金にならないなんていうことに。
そのうち「ワタシのやりたいことってこれだっけ?」と疑問を持つようになります。
利益の設計はこちらでお伝えしています。起業塾に行かなくても自分でできますよ。
活用できるツールはどんどん活用した方がいいですが、それによって自分を苦しめているなんていうのはイヤですよね。
では、どうしたらいいかというと、この3つを守ればOKです。
「アメブロ×Facebook」を選んでいるのはその人ですが、「アメブロ×Facebook」につぶされちゃったのかな、と思う人もちらほら。
もう少しちがうやり方でスタートしていたら、続いていたかもしれないのになぁと思うこともあります。(つぶやき)