便利なオンライン決済のstripe(ストライプ)。
ワードプレスと連携させることで、スムーズにオンライン決済の仕組みが導入できます。
ですが、やむを得ず返金しなくてはならない場面もあると思います。
この記事では、stripe(ストライプ)の返金方法と注意点についてお伝えしていきます。
*目次*
stripe(ストライプ)決済の返金手順
手順はシンプルです。ストライプのダッシュボードにログインしていることを前提に進めていきます。
画像無しでもいいからとにかく早く知りたい方のために↓↓
「支払い」をクリック>「・・・」クリック>「支払いを返金」をクリック>支払い返金の画面に入力>「返金」ボタンをクリック
実際の画面を見ながら慎重に確認したい方は、ここからご覧ください。
画像とともに紹介していきますね。
「支払い」をクリック
支払いに成功している決済の一覧ページが表示されます。特に何もしていなければ「成功」タブが表示されていると思います。
返金したい行の「・・・」をクリック>「支払いを返金」をクリック
この時点ではまだ返金は確定していません。
「返金」の金額を確認、「理由」の選択、詳細を入力して、「返金」ボタンをクリック
これで返金作業は完了です。
以上です。お疲れ様でした!
返金処理できたかどうかはこちらから確認できます。
「支払い」の「返金済み」タブ
stripe(ストライプ)の返金に関する注意点
stripeの仕組み上、決済時に手数料が引かれています。満額返金すると、販売者側が手数料分赤字になってしまうんですよね。
こちらに落ち度がない場合は、手数料分を差し引いた金額を返金する旨、販売ページに記載しておいた方がいいでしょう。
返金の際には、返金を確定する画面の「返金」欄で金額の変更ができます(手入力)。
あともう一つ。私は返金の受付は原則当日にしています。
当日ならstripeから自分の口座にまだ送金されていないので、管理もスムーズ。
stripe送金後の取引も「支払いを返金」は選択できますが、”いつでも返金できます”としてしまうと、返金ありきのお申し込みを受け付けることになります。
対応コストもかかりますし、ルールを決めておいた方がいいと思います。
これは注意点ではないですが、手数料負担について個人的な考えを。
stripeの手数料はいくらかというと、2,000円→72円、10,000円→360円です(2020年11月現在)。
金額だけ見ると大したことないと思う人もいるかもしれませんが、金額の大小ではなく、本来負担する必要のないお金は負担しなくてもいいようにしておいた方がいいと思います。
悪意を持たれるようなやり方をしていなければ問題ないと思いますが、万が一、わざと「決済→返金」をする人がいた場合、自分の金銭的な負担を無しにすることができます。
また、あまりにも返金が続く場合、説明が不足していることが考えられます。
通信状態が悪いと決済できていないと思い、何回も決済してしまう可能性がある→「通信状態の良い環境で決済してください」
メールアドレスが正確でないと決済後の自動返信メールが届かず決済できていないと思ってしまう可能性がある→「メールアドレスは正確に入力してください」
などですね。
顧客思いなら決済もオンライン化を
オンライン化が進む中でも特に大事なお金のこと。
今まで対面で行っていたことをZoomやSkypeに切り替えることはできても、支払方法は販売者が整えておかないと売上を受け取れないですよね。
「今度、会った時で…!」と言っても、いつ会えるのかわからない状況です。
銀行振込という方法もありますが、購入者が負担する振込手数料は年々上がるばかり。
クレジットカードでの決済手段も用意しておいた方が親切ですね。
返金や注意点を確認してからstripeを導入しようと思っている慎重派の方へ。
3ステップで紹介しています。