「●●認定講座」「▲▲認定講師」たくさんありますよね。
いわゆる一般的な認定講座から、「それはどこで生かせるの?」というゆるい内容のものまで。
認定されることで、活動の幅が広がったり、それがあることで選択肢が増えるなら、認定される側にもプラスになります。
ですが、活動の幅を狭めている人もいますよね。
厳しい規定に従わなくてはいけなかったり、人間関係に縛られたり。
そして、自由になるために、資格を取ろうと思ったのに、目的がすり替わってしまう人もいます。
*目次*
認定されることは通過点
今回、一部の起業女子に人気の「認定講座」にしぼってお伝えします。
(アメブロのプロフィールには書けても、履歴書には書けないような認定講座ですね)
収入につなげたくて認定資格を取りたいと思うとき、その資格を活用して自由なスタイルで収入を得ていきたいという思いから、スタートするのだと思います。
あとは、資格を増やして同業者と差別化したいという人もいるでしょう。
どちらにしても、活動の幅を広げたいし、収入の幅も広げたいということですよね。
ですが、気がつくと認定されることが目的になってしまっている人がいますよね。
本当に大事なのは、認定されたその先なのに。
認定されることが目的になってしまうのはなぜでしょうか?
認定してもらうと、新しい自分に会えそう=ゴールだと思ってしまうからです。
最初は、講座の内容や講師に惹かれる(←これは疑問)のだと思いますが、この方向でうまくいく保証がほしくなり、認定されると良いことが起きると思ってしまいます。
それから、認定してもらうと「よくがんばりました」「あなたのスキルを保障します」と言ってもらっているような気がして、安心できるんですよね。
メソッドを自分でゼロから開発しようとするのは、お金も時間も相当かかりますし、何より、つくりあげたメソッドが良いものとは限りません。
大間違いのものをつくってしまうリスクを考えると、誰かがつくったものを使う方が早いですし、確実なような気がします。
やり方としてはアリですよね。
すでにできているものを仕入れて、売っていく方が時間がかかりません。
ですが、ここで確認したいのは、認定講座のその内容です。
具体性に欠けるワタシマインド
「認定講座を受けてます!」「認定講師になりました!」
学びに熱心な印象を受けますし、商品内容が今後充実するのかなと思うと、お客さんにメリットがありそうです。
でも、具体的な話が見えてこない認定講座があります。
直視する?好きなものに囲まれる?
・・・って、これは、お客さんのためにというより「自分に向き合ってるワタシ♡」「好きなものに囲まれるワタシ♡」にフォーカスされていますよね。
困っているお客さんの役に立ちたいかどうかは、その人のタイトルを見たらわかります。
本人が認定講座を受けるのも自由ですし、認定講師になるのも自由です。
ですが、そんな認定講師から商品を買いたいですか?サービスを受けたいですか?
私はイヤです(笑)
具体性に欠ける自己中心的なマインドの人から、師匠の薄まった話を教えてもらっても・・・
“認定”は飾りじゃない
全ての認定講座がダメなのではなく、認定講師制度がダメなわけでもありません。
でも、認定講座や認定講師の”認定”は飾りではないですよね。
その認定講座の中身は大丈夫ですか?
認定講師になることで、活動の幅を狭めていませんか?
一般的ではない、特殊なネーミングに酔っていませんか?
“認定”という言葉に惑わされないでくださいね。
その”認定”がなくても、商品になるスキルはもう持っていると思うので。