こんにちは、藤江です。
前回、「起業塾」編を書きましたが、今回は「起業コンサルタント」編です。
2018年。ネットには、
関連するキーワードで検索すると、
これから起業したい人も、起業を軌道に乗せたい人も、ネットにあふれる起業コンサルタントの情報に翻弄されないための「起業コンサルリテラシー」をお伝えします。
“起業”は自力で一人でできることなので、それだけを教える起業コンサルにお金を払う必要はないと思っていますが、私の考えは最後に。
この記事では、高額起業コンサルの情報に翻弄されないために、何をどう見たらいいのか?お伝えします。
*目次*
起業コンサルの料金は妥当?
起業塾に比べ、個別で教えてもらうとなると、金額が高くなる傾向があります。
一対一なので、当然といえば当然です。
起業塾の記事と同じで、その料金に対しての価値はその人によって判断が変わるので、50万円だから安い、100万円だから高い、とはいえません。
同じ起業コンサルタントに教わっていても、「満足」の人もいれば、「損した気分」の人もいるように。
なので、いくらだから詐欺、いくらだから安全ということは言えません。
ただ、勘違いしていただきたくないのは、「高額=悪」ではないということです。
「高額=悪」ではない
高額なことは悪ではありません。
料金と中身が見合っていないことが、購入者にとって悪であり、価値がないのに価値があるように見せかけて売るのが詐欺行為です。
では、なぜ、高額=悪だと思ってしまうかというと、起業塾や起業コンサルの詐欺事件のニュースが影響しているからということもあるでしょう。
事件でフォーカスされるのは、やっぱりお金の部分ですよね。
「詐欺に何十万円、何百万円払ったの!?ひゃ~」となるわけですが、そのうち、
高額商品=詐欺
↓
詐欺=悪
↓
高額商品=悪
という式ができてしまいます。
これをふまえて、高額起業コンサルについて考えてみます。
見るべきポイント
私が実際に聞いた話も交えながら進めますが、起業コンサルについて知りたいあなたが、経験者に話が聞けるとは限らないので、ネットで検索できて、見られる・読める範囲でお話していきます。
ですが、実際、本当に検討するときは、その起業コンサルタントに問い合わせてくださいね。
抽象的なことばかり言っていないか?
ブログやセミナーで抽象的なことばかり言っていないですか?
「自分の想いを大事にする」「やり方より在り方」「エネルギーを上げることに集中する」
たしかに最もなのですが、「・・・それで??」なんですよね。
具体的に今日から何をしたらいいのか、わからない状態。
と言ったら、「あなたは何がしたいの?」「自分の声に従ってみて」と言われるのでしょうか(笑)
それは、責任を取りたくないから言っているようにしか聞こえないんですが。
やりたいことからやっていいなら、起業コンサルいらないですよね。(だから、いらないのか^^;)
やるべきことがイメージできるか?
上記からの流れですが、ブログやメルマガをいくら読んでも具体的なことがわからない起業コンサルタントもいますよね。
普段のブログやSNSで見せられるのは、具体的なことより、ライフスタイルや購入者の感想ばかり。
「こんな生活をしたい♪」「絶賛の感想がたくさん並んでいて期待できそう♪」
わくわくは膨らむかもしれませんが、これが「こんなはずじゃなかった・・・」「こんなに中身が薄いとは思わなかった・・・」への第一歩になってしまいます。
ポジティブなことばかり言っていないか?
ブログやセミナーでポジティブなことばかり言っていないですか?
「私は最高に幸せ」「すでに満たされている」
これも最もなのですが、ポジティブなことしか言わず、リスクや最悪な事態を描かないのは、あまりにも非現実的です。
ネガティブなことを言ってはいけないと思っている人がいますが、ビジネスでネガティブなことを言わないのは、逆に疑わしいですね。
いろいろなことが起きますし。
ネガティブなことに対して、「それでどうする?」が大事なところです。
改善するつもりのないただの愚痴はNGですが・・・。
セミナーを頻繁に開催していないか?
この記事では、起業コンサルタントの話をしています。
起業セミナー講師ではなく、起業コンサルタントです。
コンサルタントの意味
コンサルタント(consultant)は「ある分野の知識を持ち、顧客の相談に応じてアドバイスや指導を行う専門家」という意味の言葉です。
意味解説ブログより引用
セミナーは一対多に向けて行われるので、顧客の相談に応じることはできそうにありません。
セミナー参加から、後日、個別で顧客相談という流れはあると思いますが、起業セミナーを頻繁に開催しているのは、起業コンサルタントなのでしょうか?
セミナーはいつも同じことを話しているから、準備に時間がかからず、個別コンサルティングにたくさん時間が取れるとしたら、その程度のセミナーにどんな価値があるのでしょうね。
偏っていないか?
基本、(浅い)カリキュラムが決まっている起業塾とはちがい、
土台になる考え方が偏っていないか、チェックが必要です。
二者択一思考の人は、やめた方がいいです。
大事なのは両輪思考ですから。
その起業コンサルタントは、感覚や直感に頼っていないですか?
好きなことだけを推奨していないですか?短期的にしか考えられない人じゃないですか?
起業コンサルタントも不要
「起業するための起業コンサルは不要」というのが私の考えです。
1万円あれば起業できますので。
起業コンサルタントは不要だとして、では何から始めたらいいのか?何をしたらいいのか?起業初期で起きることにどんな風に対応したらいいのか?はこちらで紹介しています。
*起業初期のことは自分で解決するnote
最初にやるべきこと・キホンのキ・商品づくり・マネタイズまで
相談するべき人は、起業というピンポイントだけではなく、あなたのビジネス全体を見られる人です。
また、P/L、B/S、C/Fや事業計画書を作りこむ前に、大まかなお金の流れを考えていきましょう。
企業ではなくても、お金の流れを考えることは大事です。
ですが、お金の流れが見えても、あなたの存在を知ってもらわないと、あなたにお金が流れてきません。
あなたへのお金の流れをつくるために、あなたのビジネスを知ってもらう一つの手段がブログですが、ご覧いただいている通り私はブログ発信もしているので、それもお伝えできます。
何かありましたら、いつでもご相談ください。