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  1. 仕事術・つぶやき

たぶん誰も教えてくれないデザインセンスの話

2021年1月20日更新✎

こんにちは。自他ともに認めるデザインセンスの無い藤江です。洋服も選んでもらっています。もろもろ、家族からの指摘が止まりません。(笑)

そんな私も、サイトやバナーを(ごく一部分ですが)ほめてもらえるようになりました(涙)(このサイトではないですが・・・^^;)まだまだなのは自覚してます。

この記事では、私ほどセンスは無くはないけど、

  • できる限り自分でサイト作りをしたい人で
  • プロレベルではないものの
  • センスの無さをできるだけカバーして
  • 素人感をおさえて
  • それっぽい雰囲気のものを作れるポイント

をお伝えします。

「とにかく」でも「とりあえず」でも、自分ひとりでやらなきゃならない人に。

超感覚派か超理論派か

はやくそのポイントが知りたい人は、この章を飛ばしてください。

デザイナーさんでもなく、制作会社で勤務の経験がない私が、伝えられることなんてないと思っていましたが、ふと、外注せずにサイトを立ち上げる人の役に立てることもあるかも?なんて思い、書き始めました。

デザイナーさんや制作を請け負う人は、

  • 抜群のセンスの持ち主
  • デザイン理論や原則を熟知している人

だと思うんですよね。超感覚派か、超理論派か。(お小遣い程度でいい人ではなく、仕事として成立している人が前提の話です)

 

超感覚派の人は、「ピン!」の連続と無意識の中の意識でできてしまうので、あえて言語化しないと思います。

超理論派の人は、自分の仕事なのであえて言語化しないと思います。または、プロや興味のある人向けに言語化はするかもしれませんが、対象はレベルの高い人でしょう。

 

つまり、デザインができる人は、素人のためになるような言語化はしてくれない・・・。

1pxの世界や細部のこだわりの理解は、私にはかなりハードルが高いです。

バナーから見るセンス研究:フォント編

では本題に。バナーからセンスを見てみます。

プロの方のようなレベルのものは作れなくても、「このあたり注意すると違いますよ」というポイントをお伝えしますね!

まずはフォント(書体)です。

 

Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)は難易度が高いと思うので、CANVAというツールを使います。

無料なのにかなり使い勝手がいいです。登録が必要なので、まだの方はこちらを参考にしてくださいね。

 

フォントの印象って思っている以上に大きいんですよね。

Canvaで作成 フォント:Ipaew Mincho

Canvaで作成 フォント:Ipaew Mincho

すっきり表示。よく見かけるバナーの雰囲気ですね。

実際にこちらのサイトで使用しています。

*押し花で足形アート
https://stemy.net/

 

ペイントで作成 フォント:MPゴシック

ちょい古い感じ。

 

別のパターンも作ってみたので紹介します。

Canvaで作成 フォント:あおぞら明朝

どこかでありそうですね。

では、こちらはどうでしょう。

Canvaで作成 フォント:うずらフォント

“しっかり”伝わらなそう・・・(笑)安っぽい バカっぽい  雰囲気ありませんか?

ハードル下げるために、フォントを崩してみたけど、イメージも崩れすぎてしまったような・・・。

フォント、大事です。

バナーから見るセンス研究:カラー編

次は、カラーです。このサイトの対象者の方と同じく、程よい年齢で地に足のついた方を対象にした場合、このピンクってどうでしょう。

10代、20代を対象にするならかわいい系のピンクもいいのかもしれませんが、幼稚さを感じさせてしまいますよね。

ピンクを使ってはいけないのではなく、どんな人向けなのか?ということですね。

 

余談ですが、キャッチコピーはあえてダメダメなのを書いてます。”起業初心者”とか、絶対NGワードです。

「起業初心者=右も左もわからない人、集まれ~」というメッセージですからね。

起業はビジネスなわけで学校ではないので、初心者扱いするなんて対象者のお客さんにも失礼な話です。

 

誰でも”最初”がありますし、最初は初心者とも言えますが、「起業」にはくっつけてはいけないなと思います。

センスがない人は外注してはいけない?

そこまでいろいろ考えなくちゃいけないなら、外注すればいいじゃない?という考えもあると思います。確かにその通りです。

できないことを無理やりやるより、自分の本業に集中し、それ以外は誰かの手を借りるのはビジネスを拡大させていく基本ですよね。

ただ、一つ問題がありまして。

センスがない人は、自分のイメージを伝えるのがヘタ。

自分の経験からそう思います。

 

相手はプロだから自分の頭の中にあるものをマルっとくんでくれると思っているんです。抽象的な表現でも、断片的なことでも、少し伝えたら120%わかってくれると思ってしまうんです。(センスの良い人には理解できないかもしれないですが)

 

また、依頼する相手の方も人間なので、主観が入ることがあります。それが自分のイメージ・コンセプトと合っていたら幸運なのですが、違う場合、100%反映してもらうのは中々難しかったりします。気づくのに、だいぶ時間がかかりましたが、これらは美容院で学びました。

写真を持っていってイメージを伝えているつもりでも、全然伝わらないんですね。

「あれ?何でだろう?」と。

 

元が悪いと言われたらその通りで、そうなんですが(笑)、そもそもうまく伝えられていません。伝えているつもりでも美容師さんにとって必要な情報は少なかったり。

美容師さんはプロだしイイ感じにしてくれるだろうと期待が大きすぎて、ちょこっと話したらだいたいわかってくれるだろうと思ってしまっています。。。

 

また、美容師さんも人間なので好みが入ることがあります。それが似合っていて自分の好みとも合っていれば幸運ですが、そうでないとアレですよね。

・・・という感じで、今さらながら総合して「あぁ、そういうことかぁ」と気づいたのでした。

イメージチェンジも気分転換も

今回はバナーでの研究結果?をお伝えしましたが、自分で作れるのはコストカットはもちろん、変えたいと思ったときにいつでも変えられることがメリットです。

同じバナーを使い続けるのに、飽きることはありませんか?

サイトイメージをすぐに変える手段にもなりますし、サイト運営者として気分転換にもなります。気分転換て大事ですよね。

 

サイトテーマの変更は大掛かりになることがありますが、バナー変更ならすぐにできます。

今回、フォントとカラーでの話をしましたが、他にも何か気づいたら追記していきますね。

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