こんにちは。藤江です。
何でも管理したがり、目標設定こそ「正」みたいなタイプの人も(私)。
思い付きやアイデアで突き進むタイプの人も(感覚派)。
ふと、「これでいいのかな?」と思うことがあると思います。
・・・感覚派の人はないでしょうか。
どちらのタイプの人にもヒントになる本があるので、紹介します。
記事の引用文は全てこの本から引用しています。
*目次*
ロジカルな人もセンスのある人も
ゴールや着地点を決めることで目指す方向がわかりますし、行動しやすいです。
ただ、マイナスな表現をすると、ルートを決めてしまっているので可能性を狭めているとも言えます。
ゴールや着地はさておき、持ち前のセンスで思いついたことやアイデアで進めていくのは、スピード感を持って展開させやすいです。
ただ、マイナスな表現をすると、どこに向かっていてどうなるのか?わからない不安がいつも拭えないかもしれません。
どちらのタイプの人にも。
きみは、最初に陸にあがった魚は長期にわたる目標を持っていたと思うかね?
「魚と人間は違う」という人もいるかもしれませんが、そうではなく(笑)
先のことはわからない、特に変化の激しい現代では。
これ、いつも目標を立ててる人からすると、勇気のいることかもしれないですが、10日間でも1ヶ月でも「成り行きに任せてみる」と、新たな可能性が広がりますよ。
程よい解放感があると思います。
新しいアイデアとは?
新しいアイデア、ほしいですよね。私もいつも探しています。
アイデアというと、誰も考えたことがないことや奇抜なことを考えてしまいますが、それはちょっと違うみたいです。
新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
例えば、業界Aでやっていることを、まだ取り入れてない業界Bでやるだけでも新しいアイデアになります。
また、アイデアは組み合わせなので、なるべく分解して、異質なものを組み合わせてみる、形式を変えてみるだけでも、新しいものになります。
(『仕事は楽しいかね? (きこ書房)』でも組み合わせについてP154~157に説明があります)
私も組み合わせるために、よく書き出します。まずは書き出します。
移動中は頭の中でも組み合わせます。
「これは新発明だ!」のような驚きのアイデアは早々出てきませんが、地味に「あ、これはいいな」と思うことは出てきます。
そして、実際、クライアントさんや相手の方が喜んでくれると「やった!」とうれしい気持ちになりますね。
アイデアを考えることにハードルが上がってしまっている人は、組み合わせを意識してみるといいと思います。
タイミング待ちは言い訳
タイミングは待つ方ですか?
上司がいなくて、全て何でも自分で決める環境がある人は経験があるかもしれませんが、タイミングを待っているようで、今やらない言い訳を並べているだけ、ということはあると思います。
どうでしょう?
私は欲しい本は即買い、会いたい人には自分からアポを取りますし、力になりたい人やシンプルにその人の仕事がしたいときには自分からいわゆる営業もします(声をかけるくらいですが)。
すぐ行動するタイプだと思いますが、タイミングも見る方で・・・と思ってたら、立派な言い訳を並べてました・・・(汗)
タイミングを待ってると思いきや、ただただ今やらない理由を頭の中で連呼してました。
『仕事は楽しいかね?』の中で、
”適切な時”とか”完璧な機会”なんてものはないということ。
という一文が出てきますが、そもそもタイミングなんてないし、適切な時もないし、完璧な機会もない。
それくらいに思っていていいんだと思います。
せっかくの新しいアイデアも、タイミング待ちをして1年寝かせていたら、古くなってしまいますからね。
私は声を大きくして言った、「つまり結論は、『何もするな、そうすれば素晴らしいアイデアがやってくるだろう』じゃない。『<あらゆること>をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから』ですね」
私はあらゆることをしているだろうか?と、グサグサきます。
つまり行動しろってことでしょ?
そうなんですが、ただ行動することにはあまり意味がないと思うんですよね。
例えば、起業塾の講師に言われたから、毎日自撮りしていた人には行動力がありますよね。
その行動力は実ったのでしょうか?(大きなお世話と言われたら、たしかに)
起業コンサルに言われたから、SNSに1日何投稿もしていた人には行動力がありますよね。
今、その人たちはどうなったでしょう・・・。
ということを考えると、行動すればいいわけではなさそうですよね。
では、何が足りなかったのか?
「振り返り」が足りなかったんだと思います。
もっと言うと「試す」ことことをしていなかったんだと思います。
行動+振り返り=試す
わりと行動はする方だけど、その行動が次につながっていないとしたら、「振り返り」もセットにするといいのかと。
それが「試す」ことになります。
大事なのは「行動」に「振り返り」を付け足して、「試す」こと。
最近、行動、スピード感、試すことについて考えていて、上の公式が今のところの答えです。
ボキャブラリーを増やす前に新たな視点を
「とにかく行動せよ」みたいな本はたくさんありますが、読み終わってから「それで私は何をしたらいいの?」となってしまうと思います。
そのあたりも具体的に説明されています。
また、視点のヒントもあり選択肢が広がります。
例えば、ブログで興味深いことを言っている人は、視点がマジョリティではない、一般的ではないんですよね。
ボキャブラリーや表現力もありますが、その前に視点なんですよね。
どれだけボキャブラリーがあっても、みんなと同じ視点でみんなと同じことを言っていたら、「うん、知ってる」「それ、聞いたことある」で終わってしまいます。
きっとこの記事を読んでいるあなたは、あと一歩踏み込んだコトを知りたいはず。
そういう方に合っている本です。
読んだらぜひ実践にうつしてください。
(私もがんばります)