この記事を書いているのは2021年4月末です。
新型コロナウィルスが世界的に蔓延、変異株なんていうのも出てきて終息(終わり)が見えません。
私が住んでいる東京では3回目の緊急事態宣言(4月25日~5月11日までの予定)が出て、大規模施設やお酒を提供するお店は休業要請。映画館、博物館、百貨店の休業対応やイベントの中止など急な対応を迫られています。
東京ビックサイトのあるイベントが延期ではなく中止になり、急すぎて大変だというツイートがある一方で、予想できたから最小限の負担で済んだと言っている出展者の人もいて「そうですよね」とも思いました。
主催者や出展者は通常でも最悪な事態を想定して選択肢を持っておくものだと思うので(私のような個人でもそうです)、ビックサイト規模のイベントなら尚更そうだと思います。
ただ、Twitterの反応を見ていると、先を見ようとして疲れる人、2019年までの状態に戻そうとして疲れる人も多いのかな?と。
これはイベントの中止に限らず、新型コロナウィルスによって、その人が元々どういう人だったのか、浮き彫りになってきていると思います。
またひとり起業をしている人は緊急事態でのいろいろな人の対応を通して、今後どういった人とお付き合いし、どういった人とは距離を置いた方がいいのか、感情論ではなく見えてくることもあると思います。
まずは、距離を置いた方がいいのでは?という人の話から。
*目次*
距離を置いた方がいい人のタイプ
コロナウィルスは私たちの仕事やライフスタイルそのものにも大きな”影響”を与えています。ただ、コロナを言い訳にしているだけで、コロナがなかったらどれだけだったの?と思うと同時に、コロナ関係なくそもそもそういう人だったのでは?ということも見えてきます。
コロナウィルスの蔓延によって見えてきた、今後距離を置いた方が良さそうな4タイプを紹介します。
※このWebサイトは起業ブログなので、起業している人が前提の内容です
こういう人いませんか?
戻らないのに戻そうとする人
もうコロナウィルスが流行る前の状態には戻らないですよね。それにもかかわらず、戻そうとする人います。無駄な努力です。
2019年と比較すると、不自由に感じる生活が続いている人もいると思いますが、同じやり方はもう無理ですよね。働き方を含めて新しいライフスタイルを見つけていく必要があります。
戻れない過去にしがみついている人とは距離を置いた方がいいですね。あなたもしがみつかれてる可能性ありです。
見えないのに先を見ようとする人
それから、見えないのに先を見ようとする人。今まで先が見えていたのでしょうか?
先が見えていたら、この状況を予想できていないとおかしい…という矛盾がありますね。(未来を予想する人たちは言い当てたのだろうか)
今まで先を見ていない人に限って、なぜかこのタイミングで未来を予想としているのが不思議。
できないことをやろうとして、勝手にストレスを抱えるタイプです。
自分以外の誰かのせいにする人
自分にとって不都合なことが起きると、誰かのせいにする人いますよね。
今回のコロナウィルスで言うと、「国がやってくれないせい」「政治家が悪い」「行政の対応が遅い」。
確かに理不尽なルールが決められたり、曖昧でわかりづらいこともあると思いますが、誰かのせいにしても何も進展しないです。
気持ちは一瞬おさまるかもしれないですが。
コロナ禍で愚痴を言っている人は、それ以前も愚痴を言っていたと思います。愚痴体質。
人間なので不満を言いたくなることもありますし、どうしようもないとわかっていても指摘したくなることもあると思うので、ひとことも言ってはいけないのではなく、言う場所は考えましょうね、ということ。
ネットでコロナを愚痴る人はコロナ以前からそういう人です。
動じないのではなく進化しない人
冷静に対処しているというより、特に何もしない人もいますね。様子を見るのではなく、何もしない人。
それは動じないのではなく、進化しない人です。
見た目にはわかりにくいのですが、起業では最悪なタイプです。
キャンセルは誰のせい?
イベントや講座、ワークショップなどを開催している人は、場所を借りてキャンセルの経験があるかもしれません。
私も趣味の古代史で講座を開催していますが、2020年は貸会議室を手配したものの、キャンセルした経験があります。
講座系はオンライン対応すればいいですが、対面でしか提供できないことやオンライン対応の準備に時間がかかることもあると思います。
またキャンセルにはキャンセル料もかかりますし、すでにお申し込み受付していたら変更や中止の連絡も必要になってきます。いろいろ大変ですよね。
…で、その対応が発生するのは、誰のせいですか?本当にコロナのせいですか?という話。
そもそもその企画をしなければキャンセルはないですよね。
または状況が変わった時の選択肢を持っておけば、すぐに別の方法で対応可能です。お客様や参加者のためを思って行動していたら次から次へとやることがあり、グチグチしている時間もないはず。
今からできること
コロナウィルスの蔓延は世界規模での出来事。みんなが初めてのことばかりです。でももう1年経過。
国が何もしてくれないとか、緊急事態宣言に不満を言うだけではさすがにどうかと思いますよね。
ピンチや緊急事態の時の対応で「その人」がわかるものですが、あなたの対応やあなたが関わっている人たちは大丈夫ですか?
一気にガラッと変える必要はなく、1週間に1つでもちょっとしたことでもいいと思うんですよね。
例えば、今まで対面で対応していたサービスをオンライン対応をしてみる。以前のように教室や貸会議室にたくさん人を集めることが難しいですよね。ソーシャルディスタンスを保つために収容人数の半数以下にしないとならないかもしれません。30人の部屋に30人でも15人でも部屋代は同じ。これは主催者として負担が大きいです。
でも同時にオンライン配信をすることで、人数を集められますし、遠方の人も交通費も時間も負担がなく参加できますね。
サービス自体を提供したことがない人は、オンラインで提供できるサービスも始めてみるのもいいと思います。最初は慣れないこともあると思いますが、もうオンラインサービスを取り入れない手はないです。
Zoom、Skype、Google Meetなど片っ端からオンラインツールを触ってみるのもいいと思います。無料で操作できます。
また、物販のためのオンラインショップを立ち上げる。サービスも物販も販売の経験がなく勇気が出なければ、無料で動画や音声の配信でも。
今からできることもたくさんあります。ぜひ前向きに取り入れてみてください。