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  1. 考え方・マインドセット

疑うとは?疑うとどんないいことがある?【自分編】

疑う視点を持つことは大事ですよね。

騙されないために疑うこともそうですし、「この作業はこれ以上早くできないの?」「精度をもっと上げることはできないの?」という仕事の面でも、「思い込みではない?」「複雑に考えていない?」という思考の面でも。

疑うから広がるし、成長するし、乗り越えられるのだと思います。

 

でも・・・ただただ疑うだけでは、足りないかなと思う今日この頃です。

疑う=視野を広げること

一般的に「疑う」は明るいイメージがないですが、「疑えよ♡」が一部で合言葉(?)になっているようで、ハートやキラキラを散りばめて、明るく使われる場面も見かけます。

思考が進んだり、掘り下げられたりして、本音に気がついて良い方向に進むのは何よりですが、言い訳に使うこともできるのが「疑う」なんだなーという場面も見かけます。

「やっぱり○○だった」「本当は○○じゃなかった」の多用ですね。

 

幸せになるための「疑えよ♡」なんだと思うのですが、みっちりセミナー受けて、本を読んで、ブログを読んでいても、真逆に見える使い方をする人もいるのだなと思ったとき、疑うって何だろう??と。

 

とは言っても、子宮系の教義を考えていく記事ではなく、私たちの日常での「疑う」についていです。

疑うというのは、こういうことかなと思います。

疑う=視野を広げること

不審に思ったり、批判的にとらえてみたりするほかに、それで?なぜ?と問いを重ねてみることで自分の中の考えが進みます。

考えが進むと同時に、視野も広がっていきます。

疑う=選択肢が増えること

疑うと視野が広がるだけではないんですね。

広がりの中から、選択肢が持てたり、増えたりすることがあります。

疑う=選択肢が増えること

 

例えば、会社勤めをしていて「もっとお金がほしい」と思ったとします。

「昇給を狙うだけが、お金を増やす方法?」と疑うことで、ほかの方法を調べると思います。

働きながらほかにも収入を得ている人たちの存在を知り、収入の得方を知り、じゃあ自分はどうする?と選ぶ立場になることができます。

 

平日は会社勤めで、土日は別の職場で働くこともできますし、自分のスキルを活かして起業することもできます。

資産運用という方法もありますね。

自分のスキルを活かすとしても、たった一つしかできないことはなく、スキルの棚卸しをすることで選択肢がさらに増えていきます。

疑っているのに視野が広がらないのは?

・・・そのはずですが、同じところをぐるぐるしているときもあるかもしれません。

また、ぐるぐるしている人もを見かけたことがあるかもしれません。

疑っているはずのに、なぜ?

それは、疑うことばかりにフォーカスしていて、視野を広げることが二の次になっているからです。

 

疑うことがゴールになっていると、疑っていることに安心してしまうのですよね。

でも、本来の目的はそこではないはず。

 

疑うことを目的にしてしまうと、

「ワタシは不幸な気がする」
  ↓
「本当に?」
  ↓
「ちがーう!!!やっぱり幸せだった」

「あの人がうらやましい」
  ↓
「なぜ?」
  ↓
「自分に持っていないものを持っているから」
  ↓
「どうしたい?」
  ↓
「ワタシも自分にしかないものでガンバル!」

で、終わってしまいます。

「よし!ちゃんと疑えた」と満足して終わり。

 

疑いさえすればOKということはナイですからね。。。

それによって具体的にどんな展開、結論になったのか?が重要です。

感情ばかりにフォーカスしても

感情は大事です。

スキル系起業女子で時々見かける「それは本当にやりたいことなの?」と感情を疑うことは否定しませんが、感情ばかりにフォーカスしても選択肢が増えていないような・・・とも思います。

どんなに頭で考えても、行動に移すとき、やはり感情は切っても切り離せません。

なので、フォーカスしなくても感情は動きます。

 

だから自分の感情なんて無視しましょう、ということではなく、感情ばかり見せられていませんか?と。

「ワタシのシアワセ、ワタシしだい」を呪文のように言わないと気持ちを保っていられなくて、「感情・感情・どうしたい?・感情」と感情の渦に飲み込まれてしまいそうだとしたら、感情にフォーカスしすぎなのかなとも思うのです。

 

感情を疑うことだけが、自分に向き合うことではないですよね。

自分の感情に疲弊しているなら、感情にフォーカスし過ぎが原因かもしれません。

「疑う」先を感情ばかりではなく、視野を広げることや、選択肢を増やすことに変えてみた方がいいのかなと思います。

 

ちなみにこの記事の前提は、心身ともに健康な人向けです。(いつもそうです)

精神的にボロボロで心底弱っている人に対して、感情じゃなくて選択肢を考えよ!とは言いません。

「疑う」は思考ツール

今回、国語的な「疑う」とは?ではなく、思考ツールとして考えています。

例えば、TwitterはSNSのツールです。

Twitterにブログのリンクを貼ることで拡散することができます。

それと同じように、「疑う」は思考のツールだと思います。

疑うことで、視野を広げたり、選択肢を増やしたりできます。

 

「疑う」という言葉は、大人なら知っていると思いますし、意味もわかりますが、それだけに、あえて調べてみたり、定義づけしてみたりしないとも思います。

「疑うといえば、疑うでしょ??」と思いますが、人によっては辞書的な意味で使っている人もいれば、誰かの定義で解釈している人もいます。

「疑う」を思考ツールとして、あなたの視野を広げていってくださいね。

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