相手が望んでないのにやっちゃう人っていますよね。これ、私も気をつけなきゃなんですが。
今回は、望んでないことと嫌われる人について。
*目次*
望んでいないことは無価値
「相手が望んでないことは無価値」は言い過ぎな気もしますが、これくらい思っていてちょうどいいのかなと思います。
解決したい悩みや叶えたい願望があり、相談したりアドバイスを受けたりしますよね。
それが相談もしていないのに、もっと言うと困っていると感じていないのに、「これが最新の手法」「これが一般的なやり方」「これを取り入れた方が良い」と一方的に押し付けらえれたらどうでしょうか・・・。
拒否したくなりますね^^;
(相談しているなら話は別ですけどね)
正しいのかもしれないけど、その前に別のことを何とかしたいわけで。
サービス精神旺盛ではなく、大きなお世話&おせっかいです。
つい伝えたくなってしまう理由
1を教えるためには10を知っていないと教えられないと言いますよね。
スキル提供も同じで、1を提供しようと思ったら10のスキルを持っていないと提供できません。
ということは、提供している何倍もスキルを持っていることになりますね。
そこでつい「あれもあるよ」「これもあるよ」と言いたくなってしまうこともあるかもしれません。
「きっと喜んでくれるはず」と思ってあれこれしても、喜んでくれなかったら(活用できなかったら)、まぁ意味ないなぁと思います。
私もいろいろ伝えてしまいたくなるタイプなんですが・・・。
あなたも望んでいないのにあれこれ言われても何の価値も感じないですよね。
「喜んでくれるはず」「良いことしてる」とか思っちゃうんですが、残念・・・。
嫌われる人
相手が望んでないのにやっちゃう人で嫌われるのは「オレが正しいんだー、オラオラ~」ですね。
こういう人はそもそも相手のことを知ろうとしないので、相手の要望を聞かずに勝手にやる傾向があります。
やった方がいいこと、取り入れた方がいいことなんて世の中にあふれていますが、その全てをやろうとするのは無理があります。
物理的にも、精神的にも。
また、やった方がいいことは相手や状況が変わると、やらない方がいいことにもなり得ます。
「やった方がいいこと」に対して自分の軸を持つことと、スタンスを頑なに変えないことは別物なので、そのあたりの見極めは大事。
もちろん、相手がガシガシ変化を望んでいたらガシガシ提案していくのがいいですね。
ただ、思っている以上にガシガシ変化を望んでいる人は少ないと思います。
相手の得意分野、経験したことがある内容なら、ガシガシの提案も割とスーッと受け入れると思いますが、未経験、未知なことはいろいろ理由を付けて避けるのが人間。
変化を望んでいてもその温度感は少し違うかもです。
言われたことだけでOKではない
これは「・・・ということで言われたことだけやって、省エネでいこう」という話ではないですよ。
また、全て相手に合わせたり迎合したりするのを推奨しているわけではありません。
相手の要望を聞くことと、言いなりになるのは違いますからね。
提供する側がどれだけ重要性、必要性を感じていても、クライアント側が全くそう思っていなかったら、伝わらないし、取り入れないし、結果何もしていないのと同じだと感じた次第です。。。(カタイ)
この記事、最初書いたとき、ここまでで終わりだったんですが、自分で読み直して何だか暗い気持ちになって終わったので(笑)少し追記します。
相手を知ることから
個人ビジネスに限らないですが、特に個人対個人の取引の場合「相手を知ること」からスタートすると思います。
待ち時間が長い割には、こちらのことを全然聞いてくれない流れ作業のお医者さんもいますが、「え?わかってる?」と不安になりますよね。
それと同じで会った瞬間に「あなたはこれが間違ってますねー」と言われても「ホントにわかってる???」だと思います。
まずは可能な限り相手を知っていきたいですね。そこから。
補足。
相性というのが大きくて。
相性が合うと理屈じゃなく、自然に相手のことを知りたいと思えて、こういうこともほとんど関係なくなります。
コミュニケーションがスムーズで無意識の中の意識で、尊敬や配慮をしつつ、必要な質問はしていたりします。
なので、相性の合う人と仕事をするのが一番ですね。