こんにちは。藤江です。群れるのは好きじゃないですが、みんなでワイワイやるのは好きです。
古代史(日本の歴史)コミュニティを運営して6年目になります。
コミュニティを立ち上げるときに先輩方に聞きまくったのが、コミュニティが空中分解してしまう原因。
The・Endを迎えてしまう原因ですね。
せっかく立ち上げたのにすぐに終了してしまうのは残念ですし、何より協力してもらった人たちにも迷惑をかけてしまいます。
WebサイトがなくFAX対応のところも含めて、古代史の集まりも東京やその周りにたくさんあります。先輩方はそのたくさんの集まりに参加したり関わったりしてきているので、いろいろお話を伺えるのは貴重です。
コミュニティが空中分解してしまう原因は「お金」とのことでした。
*目次*
お金が原因で内部分裂
趣味や好きなことで集まったとしても、最終的にお金が原因で内部分裂してしまうのは、まぁ何となくわかるような気もしますよね。
集まったお金の使い道で揉めたり、配分で揉めたり、赤字で揉めたり。想像つきやすいと思います。
なので、私が運営するときは、そこに関して十分に気をつけようと思いました。
お金で揉めないようにしよう、ではなく、揉める確率が低くなるやり方をしようと。(絶対はないので、あくまでも揉める確率が低いやり方)
独裁者になればいい?
じゃあ、お金で揉めないためには?ということですが、独裁者になればいいと思います。
・・・と、独裁者と表現しましたが、何も極悪人になるわけではないです(笑)
揉める確率を低くするために、お金に関する権限をひとりに集中させることを意味します。
発起人複数人で管理しようと思うと、考え方の違いから衝突が起きますよね。夫婦でも親子でもお金の価値観は違うものですからね。他人ならなおさらでしょう。
そして、テーマが「趣味」の場合、お金のことは曖昧になりやすく、後々揉めることになるとも言えるかもしれません。
そんなわけで、先輩方のお話を参考に無事にコミュニティをスタート。今のところお金のトラブルはありません。
ただ最近思うのは、小さなコミュニティの場合、お金の問題なのかな?ということ。
本当の原因はお金ではない?
人の悩みは健康か人間関係に集約されるという考え方があって、確かにそうだなと思っています。
そう考えたとき、コミュニティが崩壊する原因は表面的にはお金の問題が起きても、実際のところは人間関係なんだろうな、と。
人と人がつながるのがコミュニティなので、信頼関係とも言えますね。
小さなコミュニティの場合、動くお金もそこまで大きくないのでお金だけにスポットが当たることも少ないのかなと思います。
また、基本的に1人で管理していれば、意見が割れることもありません。
大きな組織の場合、人間関係の多少の好き嫌いがあってもお金の管理をきちんとしていればまわっていくと思います。
小さなコミュニティは、人間関係はわりとダイレクトに影響が出てしまうでしょう。(多少はやり方次第で和らげられますが)
とはいえ、お金の管理は大事です。ちゃんとすることに越したことはないですね。お金の管理はちゃんとしつつも、関係を築くために信頼貯金を増やして人間関係に注力した方が長く良い形で続くのだと思います。
人間関係を築ける人数
ただ、人間関係に注力するにしても対応できる能力には限界がありそうです。
何人くらい可能なのでしょうか?
人間が安定した社会関係を維持できる人数の認知的上限は150人程度
(ダンバー数)
150人だそう。
このうち、濃密なお付き合いをするのは数人で、仲が良いのは十数人で・・・
そうですよね、たくさんの人と濃密な人間関係を築くのは無理があります。
また上限150人なので個人差も当然あり、100人の人もいれば30人が限界という人もいるでしょう。
出会った全ての人と等しく仲良くできるわけではないので、そういうことも踏まえて日々行動していった方が良さそうですね。
「人間関係を大事にしよう」と良く言いますが、誰でも彼でも仲良くすることではないことがわかります。限界がありますから。
意外にあるコミュニティ崩壊
私は古代史のコミュニティを運営していますが、先輩方に聞いた話だと、都内近郊のいろいろなコミュニティ(会)が分裂したり、主要メンバーが突然抜けてしまったり、名前を変えて再スタートしたり、と思ったら崩壊したり・・・とあるそうです。
立ち上げ時は誰でも明るい未来を夢見ていると思いますが、楽しむために始めたことが結果的に人間関係ドロドロ~というのは悲しすぎますよね。
お金に関するリスクヘッジもしつつ、人生の充実度がアップするコミュニティ作りをしていきたいですね!
発展のためにやることはこちらのnoteで紹介しています。ご参考まで。