子どもの頃学校で、がんばると褒められたり、努力は実ると教えられたりした経験から、社会人になっても一生懸命がんばって働けば、お金がついてくると思ってしまいがちです。
でも、社会ではそうなっていないですよね。
資産運用すれば、年率20%くらい増やせることもあるわけです。
寝ていても遊んでいても、関係なく。
怠けていていいという話ではないですが、「大変な思いをしなくてはお金は手に入らない」という思い込みは、あなたをお金から遠ざけます。
*目次*
起業に必要なのは「がんばり」ではなく「算数」
必ずしも大変な思いをする必要はないですが、起業はがんばっていれば、そのうちうまくいくものでもないですよね。
毎月手にしたいお金を計算して、それを手に入れるためには?と逆算して、アクションプランを考えていきます。
とは言っても、難しい計算は不要です。
そして、この計算を最初にしておかないと、馬車馬のように働かなくてはなりません。
例えば、「月収50万円欲しい」と思ったら、
5万円のサービスを10人に売る
5万円×10人=50万円
または、もう少し高い単価なら、
10万円のサービスを5人に売る
10万円×5人=50万円
この人数が必要ですね。
ですが、「5万円のサービスなんて自信がない・・・」と思って、5,000円のサービスしか持っていないと、100人に売らないと50万円にはなりません。
5,000円のサービスがいけないわけではなく、次につながらない5,000円のサービスしかないと、100人集客しなくてはならないということです。
それも毎月、毎月。
100人集客するためには、その何倍も「見込み客」がいないとならないですよね。
これでは馬車馬のように働きつづけなくてはならず、休みは取れないでしょうし、体調も心配です・・・
自信をもって価値ある商品をつくりたい方は、こちらも参考にしてくださいね。
毎月150人集客!?
「○円欲しい!」という金額と、実際に販売している商品の単価は
欲しい金額にはほど遠い低い単価の商品しか持っていないと、がんばってもがんばっても目標にたどりつかず、つらくなってしまいます。
このことに気がつかないで、起業塾に行きながらも苦しんでいる女性も
2,000円の商品しかないのに、何十万円もの売上を
例えば、2,000円のセッションで月30万円の売上を目指したら、150人もの人数を集客しなくてはならないです。
・・・150人!
150人集客するもの大変なことですが、その2,000円の商品に、移動の交通費、カフェの飲食費、特典のプレゼントの経費がかかってきたら、赤字でしょう。
ホテルのラウンジでのセッションだったら、毎回大赤字になってしまいますね。
売れたら売れた分だけ赤字です。
最初は広告費だと思って赤字覚悟の計画もありですが、このためにどれくらいの時間を使うのか?も合わせて計算しなくてはなりません。
1人1時間のセッションでも、150時間もの時間が必要です。セッションだけでも1日5人で5時間。
その他、集客のためにブログを書いたり、メルマガを配信したり、拡散のためにSNSも連動させたり・・・
睡眠時間を削りに削ってがんばることになってしまい、体調を崩してしまうこともあるでしょう。
最初から無理な話ですよね。
「算数」が成果へつながる
売りたい商品を売れる値段で売りたいと思います。
そして、
「お客さまが少しでも買いやすくなるように安くして、満足してもらいたい」
その気持ちもわかります。
ですが、“お客さんの満足”と”あなたの利益”はセットで考えないと、継続できません。
欲しい利益が手に入る計画になっていますか?
その利益が出る収入目標と、販売している商品単価が合っているか?見直してみてくださいね。
起業したいのにわけがわからなくなってしまう人や、つらくなってフェードアウトしていく人たちを見ていると、客数と単価の算数の大事さを改めて思うのでした。