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  1. 起業・ビジネス

アメブロ起業女子の肩書き文化を考える

こんにちは。藤江です。

アメブロを書くようになって知った、肩書きを名乗る儀式。

※※に▲▲をお届けします。◆◆の●●●●(名前)です。

○○を※※して▲▲も■■も手に入れる!☆☆コンサルタントの●●●●(名前)です。

特殊ですよね。

そして、目がチカチカします。

この他にも、アメブロには肩書き文化があります。

元No.1という肩書き

No.1てすごいですよね。文字通り、ナンバーワンですから。

でも、「元No.1」が、商品価値とは関係なく、すごさをアピールするだけに付けられているとしたら・・・?

とにかくすごい人だと思ってもらいたいだけだとしたら・・・?

 

アメブロ内で「元No.1」を名乗ることに資格も証明もいらず、誰でも言えてしまう現状があります。

なので、10人の中のNo.1でも、1,000人の中のNo.1でも、見た目には同じくNo.1です。

そして、気軽にNo.1を名乗りたい人は、少人数の中でのNo.1を見つけて、名乗ろうとします。

すると、誰でもNo.1!No.1だらけに!

そう考えると、No.1の価値はどうなのでしょうね。

 

また、覚えてもらうために肩書きを付けることが大事だと言っている人もいて、その一つに「元No.1」を名乗ることがあります。

そうなんですよね。まさに、覚えてもらうため。

実績や経歴や商品価値を伝えるためではなく、覚えてもらうため。

何の印象にも残らない人よりは、覚えてもらう人になることは大事です。

 

今、関連する仕事に就いているなら、その「元No.1」に価値があります。

ですが、元の業界と今の業界に関連がなければ、ただただ「元No.1」と言いたいだけの人に見えてしまいます。

 

そして、「何でもいいからすごい人に見えるように」と思って名乗っている人には、『何だかすごいから、何となく憧れる』という人がワラワラ寄ってきます。

たいして中身も見ないで「素敵ですぅ~」「憧れますぅ~」「好きですぅ~」という人たちですね。

一生自分のファンでいてくれるのかと思いきや、中身が伴っていなければ、「なーんだ」と思われて終わりです。

 

どんな人をお客さんにしたいのか?という視点で考えると、肩書きにどんな装飾をしようか?、また、装飾をする・しないも変わってくると思います。

No.1を名乗ることと、No.1のポジションを取ることはちがう

では、No.1は意味がないのかというと、そうではありません。

ここでまず整理しておきたいのは、「元No.1」を名乗ることと、No.1のポジションを取ることはちがう、ということです。

過去の「元No.1」を名乗ることで、現在No.1のポジションがとれる幻想を抱いてしまう人がいるかもしれないので、念のためお伝えしておきますね。

時間軸がちがいます。

  • 元No.1を名乗る→過去
  • No.1のポジション→現在

私たちが取り組んでいきたいのは、もちろん、時間軸が”現在”の「No.1のポジションを取ること」です。

・・・と言うと、「私にNo.1なんて無理!」と思うかもしれません。

今、No.1である必要はないですし、スポーツのように一つの競技で一位を獲りにいくのではないです。

 

No.1を取るためには、これから新しいことを身につけるより、すでに身についていることを活かした方が早そうですよね。

そうなると、自分の強みを生かすことになると思いますが、それに関しては以前、こちらのnoteに書いていますので、参考にしてみてくださいね。

元CA、元BA、元●●という肩書き

アメブロには、「元●●」を名乗っている女性たちもいます。

元CAキャビンアテンダント、元BAビューティーアドバイザーの人たちなどですね。

元CAの集客コンサルタントや、元CAのマナー講師、元BAが教えるメイクレッスン、華やかなイメージがあります。

 

「元●●」は読者にとってわかりやすいですし、「元●●」なら名乗るのは自然な話です。

ですが、名乗る側になったときに注意したいことがあります。

それは、読者のために名乗っているかどうか?ですね。

言い換えると、自分が過去にすがるために使っていないかどうか?ですね。

 

輝かしい過去があったことは事実でも、そこに甘えるために「元●●」を使っているとしたら、それはその人の成長を鈍化させると思います。

反対に、「元●●」を名乗ることで緊張感を持つことができ、自分の成長=お客さんへの価値の提供につながるのでしたら、それは素晴らしいことですよね。

甘えるため?価値の提供のため?あなたは何のために名乗りますか?

肩書きはファッションじゃない

肩書きは今すぐ付けられますし、今すぐ変えることもできるだけに、ファッション感覚になってしまっている人もいると感じます。

コロコロ変える人とかいますし。

何回洋服を変えても、人間の中身が変わっていなければ、そのまま変わらずです。

洋服を変えたら、自分の中身まで変わるような気がするのは幻想です。

変わるのは気分ですね。

 

覚えやすい肩書きで覚えてもらうことも大事ですし、時にわかりやすさも大事です。

ですが、アメブロ起業女子は、表面的なことばかりにとらわれている人が多いなぁとも思うのです。

(アメブロ起業女子って、もう死語のような気がしますが・・・)

どんなにすごい肩書きを名乗っても、中身がともなっていなければ、買ってもらえないですし、リピーターにもなってもらえません。

 

肩書きを名乗るのはアメブロに限ったことがではないですし、会社員の人もフリーランスの人も関係あることですが、今回は、特殊文化のあるアメブロでの肩書きについて考えてみました。

特殊な肩書きを名乗ることは、そうやるように言われてやっている(やっていた)人もいましたし、その残骸を見て(失礼)、良かれともってやっている人もいると思います。

 

アメブロ内をグルグルしているだけだと、それが正しいことのように見えてしまうことがあります。

ですが、「それ、やめた方がいいですよ」ということも多数^^;

その一つに肩書きがあります。ダラダラ・キラキラしていないからOKとは言えません。

よく見かける=みんなやっていること=私もやらなきゃ!

これは間違いです。

 

アメブロ内で見かける肩書きに引っ張られて、おかしな肩書きを付けないように、注意してくださいね。

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