こんにちは。藤江です。
ライティングについて知りたいと思ってまず調べるのが、文章構成、ボキャブラリー、SEOあたりでしょうか。
そして、実際に書くようになって、「もっと速く書くためには?」「PVをアップさせるためには?」「読者を惹きつけるためには?」「効果的なタイトルの付け方は?」という課題も追加されていきますね。
それについてもさらにインプットしていき、実践を重ねると思います。
これでライティングに関する悩みや問題が解決すればいいのですが「書けない・・・」という人もいます。
この状態で、タイトルの付け方を学んだり、ボキャブラリーを増やす努力をしたりしてもあまり意味ないですよね。(無意味ではないですが・・・)
*目次*
「書きたい」と「書けない」のジレンマ
書きたいと思うときに書けず、書けないときに書きたいと思うジレンマがあります。
どういうことかというと・・・。
書きたいときはどんなとき?
あれも書きたい、これも書きたいと思うのはどんなときですか?
- ブログセミナーを受けている最中
- ブログコンサルを受けている最中
- タメになる本を読んでいるとき
- 新しいことを知ったとき
- 退屈と感じている仕事の最中
- 目的のない会議中
- つまらない飲み会中
など、ポジティブな時間でもネガティブな時間でも、何か刺激を受けたり行動をしたりしているときだと思います。
書けないときはどんなとき?
では、反対に書けないときはどんなときですか?
- ブログを書いているとき
- ブログを書く時間があるとき
PCやスマホに向かっていて、自分の動きが止まっているときだと思います。
「ブログを書きたい!」と思うときは、セミナーやコンサル、会議や飲み会など何かしているときで書くことができない。
「ブログが書けない・・・」と思うときは、書ける時間があるときというジレンマに陥ります。
書きたい欲が高まるとき
何かしら、外部から刺激を受けたときに「書きたい欲」が高まると思いますが、どうでしょうか。
動いているときの方がテーマやネタも次々に出てきませんか?
常に動いている方が日々見える景色も変わり、それが刺激になり、頭も手も動かしやすいと言えそうです。
この記事を書きながら、自分でも改めて「なるほど、そうだよね」と思っています。
例えば、(主催者に感想ブログを強制されることもあるようですが)ブログセミナーに参加した人が、「後ほど、いろいろ書きたいことがあります!」「ブログを書くのが楽しくなりそうです!」みたいな感想ブログを書いているのを見かけたことがあると思います。
書きたい欲が高まっている印象を受けますよね。
ただ、刺激が継続することはないので、数日間、長くても数週間経つと元通り。
また刺激を求めて次のセミナーを探すことになります。
純粋にライティングを学びたい、ノウハウを知りたいという人もいると思いますが、その一方で”刺激が欲しいだけ”の人もいます。
刺激を得る理由として、セミナーや講座を探し渡り歩くことに。
「良い情報」と「刺激」は別物
ライティングに関して「良い情報を知った」と「刺激を受けた」は別物です。
(良い刺激もあるので、刺激を否定するわけではないです)
良い情報が良い刺激のことはありますが、刺激が良い情報とは限りません。
ここは認識しておきたいところ。
密室にあなた含めて集団で閉じ込められて、「ライティングは気合いのみだ!うぉー!」みたいな超刺激的な時間を何時間も与えられて、すっかりその雰囲気に飲まれたとします。
極端な話、何の情報がなくても強い刺激を受けたことで「良い情報を聞いた」ような気になってしまいます。
反対に、あまり面白みもなく刺激が薄くても、それが実は良い情報だったということもありますね。
物事の「基本」は、わりとそうかもしれません。(だから軽視されてしまうことも)
書ける状況の活用法
書かないライティングというか、書く以外のライティングの話をしてきましたが、少しだけ書くことについても触れておきたいと思います。
外部からの刺激を受けているときに書きたい欲が高まるものの、そこでブログを書ける状況にないときの活用の仕方を紹介します。
と言っても、多くの人がやっていると思います。
読書の場合、ブログを書く前提で読みます。
共感するところに線を引いたり付箋を貼ったり印を付けながら、自分の持っている具体例を思い浮かべて、読みながら書いていきます。
このとき、文章をきちんと書くというより、「共感部分はこれ」、「そう思う自分の具体例(エピソード)はこれ」程度で箇条書きや走り書きでOKです。
セミナーや講座など大勢向けの場合も、ブログを書く前提で受講しますが、メモしながら文章を書いていきます。
「要点はこれ」、「それに対して私はこう思う」という内容を書ける範囲でバーっと書き出していきます。
人の話を聞きながら、メモしながら、自分の考えも書き出していくので、頭の中は相当忙しいと思います。
コンサルや一対一の会話の場合は、さすがに目の前に人がいて「ちょっとブログを書きたいので・・・」と文章を書き出すと、相手が何もしない時間ができてしまうので、「要点はこれ」をメモするのがいいですね。
メモするのはあまりにも当たり前ですが、一対一で意識したいのは、せっかくなので相手の脳みそフル活用することです。
新しい情報や知識を知るためだけでなく、それをどういう風に変換させて知恵にしているのか、私はこう思うけどどう思うかなど、一人では知れない、相手がいるからこそ知れることを取得していきたいですね。
(質問があれば、ですが)質問を恥ずかしがらずにバンバンしていきます。
これをやってみると、質問を生み出すのもまた頭を使うなーと思います。
書くことについてまとめると、
手が空いていて書けるときに書くよりも、頭が動いているときに書くこと
ですね。
シーン別では上記の通りです。
書けないのは足りていないから
書けないとき、刺激を求めてテクニックやノウハウに走りがちです。
そこに答えを求めていきます。
ここで問題を見誤ってしまうことがあります。
書けない→時間だけが過ぎていく→スピードライティングが必要だ→早く書ける方法を探す
でも、実際起きていることは「不足」のことが多いです。
不足の内容は単純に情報や知識の不足のこともありますが、それを知ってからの思考の不足もあります。
何も考えなければ、何も思わなければ、何も書けません・・・。
私も自分が思ったより考えが至っていなくて、手が止まることがあります。
どんな業界にも流行、ブーム、トレンドがあると思います。
例えばあなたが2020年のトレンド情報を知ったとします。
それを紹介するだけではブログも数行で終わってしまいますよね。
- そのトレンドがアリなのかナシなのか
- どういうタイプには○でどういうタイプは×なのか
- 過去、同じようなことはあったのか
- 未来予測はどうなのか
- どう生かすのがベストなのか
- その中で自分はどうするのか
など、思考を横にも縦にも広げていかないと情報量に厚みが出ないですよね。
ちなみに、人によってはパソコンの入力速度が問題なこともあると思います。
- ブラインドタッチがができない
- ショートカットキーを知らない
- 簡単な画像の加工ができない
など。
これに関しては、ブラインドタッチをできるようにする、ショートカットキーを覚えて使う、簡単な画像の加工をできるように自分に合うツールを探し使うことが必要です。
ただ、スマホのフリック入力で原稿を作ったり、音声入力をしたり、スマホのアプリで画像の加工も可能なので、そちらを使用する方法もありますね。
業界知識関係なくスピードアップできることがあるときは、そちらを改善するのもあわせてやっていきたいです。