こんにちは。藤江です。
ライティング関連の情報は、本もブログもたくさんあり「もう私に書くことなんてない」と思ってしまいますが、これはちょっとしたヒントになりそうだと思えることがあったので書いています。
ライティングで悩むとき、「うまく書かなきゃ」「早く書かなきゃ」と、”書こう書こう”としてしまうのですが、たいがいつまづくときはその前の工程が見直しポイントです。
そのあたりを書くプロから学んでみたいと思います。
書くプロはどのプロでもいいのですが、今回はプロフィールライターさんや新聞記者の方にして話を進めますね。
*目次*
書くプロはなぜ書けるのか?
書くプロのプロフィールライターさんや新聞記者の方は、なぜ書けるのでしょうか?
それは、しっかり取材しているからです。インプットしているからです。
プロフィールライターさんの場合
ライター養成講座に通ったからといって自動的に書けるのではないですよね。
プロフィール文を書く対象者のことを取材していなければ書けません。
取材しているから書けます。
私がライターさんに「初めまして、私のプロフィールを書いてください」と突然言っても、いやいや何も知らないから書けないよ、という話です。
もしあなたがプロフィールライターだとして、ブログから仕事の依頼が来たら、いろいろ聞きたいと思います。
そうじゃないと書けないですよね。情報がないと書けないと思います。
生まれや経歴、資格や趣味だけでなく、ビジネスのきっかけやコンセプト、今だから笑える失敗談、ゆずれないこと、価値観、人間関係の築き方。
個人の内側だけでなく、どんな雰囲気のプロフィールを希望しているか、プロフィールライターに何を求めるか、など。
時間が許す限り、私なら聞きまくります。
新聞記者さんの場合
事件を記事にするためには取材をしますよね。
現場を見るから現場の状況を伝えることができ、関係者に取材をするから関係者の証言を載せることができます。
う~~むと考えたら事件について書けるものではなく、取材するから的確な情報を伝えることがてきるのだと思います。
これはブログでも同じです。
取材が足りていないと書けない
ブログも書くテーマに関して、取材が足りていないと書けません。
取材というと堅苦しいかもしれないですが、つまりインプットのこと。
プロフィールライターさんが対象者に対していろいろな角度から見ようとするように、事件の記事を書く記者の方がその事件をいろいろな角度から見ようとするように、いろいろな角度から見て理解を深めていく必要があります。
ローストビーフを知ってると思いますが、作り方を聞かれてスラスラ説明できる人は多くないと思うんですよね。
ローストビーフを知っていても。
ローストビーフを食べたことはあっても。
それを知っている、経験がある、くらいでは説明できなくて当たり前で、書けなくて当たり前なんですね。
書けないときの考え方
ブログが書けないとき。
矢印を自分に向けて、あれもできない、これもできないと責めがちです。
最終的には自分の行動が解決していきますが、ここでは外に矢印を向けていきます。
自分の課題はさておき、
「書ける人ってどんな人?」
といった感じで。
書ける人をリサーチしていきます。
ここで、注意したいことが一つ。
それは、名前を知っている誰かではなく、職業(業)で探すことです。
具体的な●●さんや、知っている●●さんを参考にしようとしてしまう人が多いですが、その人だからできていることが多々あり、あなたに当てはめるのは難易度が高いです。
個別の事象に惑わされないでください。
それよりも、「書く」が課題なら「書くプロ」から考えていきます。
プロフィールライターさんや新聞記者さんなどですね。
(プロフィールに特化していないライターさんも書くプロですが、絞った方が伝わりやすいかと思い、今回は絞ってお話しています)
「誰でも!」「一瞬で!」「カンタンに!」できる方法はないですが、ヒントはあります。
文章構成もキーワードも大事ですが、それを完璧に知っていたとしても1文字も書けなければ意味がないですよね。
書ける人には書ける理由があり、書くためには取材(インプット)が必要です。