知識や経験などたくさんの引き出しがあるのに、ブログが書けないとしたら、それは”当たり前”を言葉にしていないからというのは、こちらの記事でお伝えしました。
“当たり前”を言葉にすることで、ブログが書けるようになります、というシンプルな話なのですが、「当たり前を言葉にすればいいのか~!」と思っても、すぐにブログの執筆に取りかかる人は少ないと思います。
自分にとっての当たり前を言葉にするためには、2つのハードルがあるからです。
その2つのハードルは、
- わからない
- メンドクサイ
です。
第1のハードル:わからない
1つ目のハードルは、当たり前すぎて何を言語化したらいいのかわからないというハードルです。
「あなたが毎日当たり前にしていることは何ですか?」と聞かれたら、何て答えるでしょうか?
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
例えば、私たちの当たり前には「呼吸をする」がありますよね。
あまりにも当たり前で日常のことなので、「呼吸をする」ことについて考えていないと思います。
呼吸をしていることも、言われたら「そうだよね」と認識すると思いますが、「当たり前に毎日していることは?」と聞かれたら動きのある習慣を探すと思います。
呼吸を挙げる人はあまりいないのでは・・・。
自分の当たり前を言葉にすることは、今すぐできることですが、それは当たり前を認識していることが前提です。
認識していなければ、表現できません。
ただ、わからないものはわからないので、誰かに聞いてみたり、話したりすることですね。
お客さん、読者、家族、友人など。
すぐに聞ける人がいない場合は、価値観のちがう人のブログを読んで、ちがいを知ることからも、自分の当たり前に気がつくことができます。
自分の当たり前がわからないとき、自分のことを観察するのも一つの方法ですが、矢印を自分だけに向けるのは迷宮入りしてしまうこともあるので、矢印を外にも向けてみてくださいね。
第2のハードル:メンドクサイ
2つ目のハードルは、メンドクサイです。
自分にとっての当たり前を、あえて言葉にするのはメンドウな気持ちになると思います(笑)
「呼吸をする」で考えてみますね。
- 吸うのが先?吐くのが先?
- 一回に吸っている空気の量は?
- 何秒に一回吸ってる?吐いてる?
- 鼻呼吸のメリットは?
「え・・・そんなことを考えて、言葉にしなくちゃいけないの?」「呼吸は呼吸でしょ」「みんな知ってるよね」と思うでしょう(笑)
「呼吸をする」は極端な例ですが、あなたにとって呼吸レベルになっている当たり前のことを言葉にするのは、メンドクサイ・・・と感じる人もいると思います。
他の人もそうだからこそ、あなたのブログに価値が生まれます。
ちなみに、次のことが頭に浮かんだら、別の本音が隠れているかもしれません。
「自分の当たり前を、どこまで詳しく書いたらいいかわからない」
(本音は・・・)
- 詳しく書くことがメンドクサイ
- 読者に”こんなことは当たり前”だと思われるのがイヤ
・・・なんていうことだったり。
私はさすがにメンドクサイはナイですが、自分の当たり前を言葉にするって大変!とは思います(笑)
話したら3秒で終わることも、それをブログやメルマガで伝えようと思ったら、かなりかみ砕く必要があるのだなと。
また、「”この程度のことは当たり前だ”と読者に思われたくない」という感情も人もいるかもしれません。
まずは書いて世に出してみないとわからないので、それからですね。
年齢も性別も関係なく、ステキだなーと思う人間力の高い人は、当たり前のレベルが高いなと思います。
(厳しい言い方になりますが)あなたが当たり前にやっていることに、読者が価値を感じられないとしたら、テーマやジャンルを変えた方がいいかもしれません・・・
反対に、あなたの当たり前に読者が価値を感じてくれていたら、その方向でGOですね!
ブログの分かれ道
当たり前を言葉にするのは、今すぐできます。
しかも、莫大なお金も不要です。
ただ、「わからない」「メンドクサイ」という2つのハードルによって、何となく書くのをやめてしまっている人もいると思います。
ここがブログの分かれ道です。
あなたは進みますか?やめますか?