2018年で一番の発見は「投影」でした。
・・・と言っても、知っている人からすれば「今さら?」という話ですが(笑)
これをブログで活かすためにはどうしたらいいか考えてみたいと思います。
投影というと、相手は自分の鏡であるという鏡の法則が同時に語られますが、今回はちょっとちがい、いわゆる投影の話です。
人は抽象的なこと(モノ)に対して、自分の具体的なことを投影する
(私の中で大きな発見だったのですが、どこで見かけたのか思い出せません・・・)
→本だということがわかったので、改めて記事にしたいと思います
*目次*
ブログの「これって私のこと?」現象
投影の話の前に、ブログを読んでいて「これって私のことを書いているのかな?」と思うことはありませんか?
執筆者とはそこまでの関係ではない、または特に接点がないのに、自分のことのような、自分の心を読まれたような。
反対にあなたがブログを書いていて、「これって私のことですか?」と言われたことはありませんか?
左側を向いて書いていたら、右側から声をかけられるような。
「ちがう、ちがう」と言うのも言い訳になっていないか、気になることもあると思います。
どちらも「○○さんが**だった」と具体的に書かれていたらこうはなりませんよね。
ブログで生かすためには?
人は抽象的なこと(モノ)に対して、自分の具体的なことを投影する
これをブログで生かすためにはどうしたらいいでしょうか。
人は抽象的なことに対して、自分の具体的なことを投影するからできるだけ抽象的に書いた方がいい?
たしかに、抽象的な内容の方が読者が(勝手に)自分の具体的なことに置き換えてくれるので、たくさんの人に支持を得られるかもしれません。
ただ、ここで改めて考えたいのは、”その人にとっての具体的なこと”を投影するので、人によってちがうということです。
それは、あなたが伝えたいことや意図していることがそのまま伝わることもあれば、受け取り手によってはあなたが意図しない解釈をすることもある、ということですね。
育ってきた環境がちがうことや、今いる環境、背景、経験がちがうので、当然といえば当然です。
どちらが正解ということはなく、個別に解があること。
より多くの人に当てはまるように書きたいときは抽象的に表現する、より濃くメッセージを伝えたいときは具体的に説明するのを意識するのが一つの方法です。
ただ、これは一般的には、です。
逆の施策もあり
もしあなたが特定の読者を対象にしていて、普段からより狭く、より濃く届けるブログの書き方をしていたら、逆で考えてください。
より多くの人に当てはまるように書きたいときは抽象的に表現する、より濃くメッセージを伝えたいときは具体的に説明する
のではなく、
あなたの読者に当てはまるように書きたいときは具体的に、あなたの読者により濃くメッセージを伝えたいときは抽象的に表現することを意識してください。
これはどういうことかというと、誰でもいいからブログを読んでほしいと思って、普段から広く浅く伝えるために書いてる人と、それとは逆に特定の人に読んでほしいと思って、普段から狭く濃く伝えるために書いている人では、そもそもアプローチが逆だからです。
あなたが特定の人に向けていつもブログを書いているとしたら、具体的に伝えることであなたの読者のより多くの人に届けることができます。
そして、抽象的に伝えることであなたの読者に濃く届けることができます。
普段から特定の人を対象にするということは、いろいろなテーマに対して具体的な主張や考えを発信していると思います。
それは賢い人を対象にしていることにもつながります。
賢い読者は、抽象的なことを適切に自分事として捉えて”吸収”してくれます。
なので、結果的に、濃く届けられていることになります。
(この章は言語化がまだまだです・・・^^;)
マインド論ブログがウケる理由
ちょっと余談ですが、マインド論ブログがウケるのは、抽象的なので当てはまりやすいというのも理由ですね。
読者が「あ、自分のことだ」と思えるからです。
自分に全く当てはまらない、関係ない、興味がないブログはわざわざ読みません。
よく読むのは自分に関係あるブログですよね。
マインド論ブログだからよく読むのか、よく読んでいるブログがたまたまマインド論ばかりなのか、わかりませんが、自分や他人がどんなブログを読んでいるのか観察してみると何か発見があるかも。
最後に
冒頭に「投影」が2018年で一番の発見だったと書いているのですが、それはずっと不思議に思っていたことが解けたからでした。
不思議に思っていたことはブログのことではなく別の話で、別の結論のブログを書こうと思っていたのですが・・・
書き出したらブログの話になってしまいました。
なので、投影話はまたの別の機会に。
そして、今回の記事は言語化がまだまだな部分があるので、改めて追記したいと思います。